音楽に関わる仕事がしたい!と思うすべての人を応援する情報発信サイト

横浜ミュージックスクール

YMS Teacher File③ベース専攻 二見真典先生

目次

こんにちは!YMS広報部です。

YMSで学べる9つの専攻のカリキュラムから、それぞれの特長的な授業を紹介するこの企画。

先生方の経歴やキャラクターをお伝えする「YMS Teacher File」。
第3回は、ベース専攻の二見真典先生の登場です。

二見真典先生プロフィール

様々なアーティスト、タレント、アイドル等のサポート、レコーディングや俳優への演奏 指導を行う。その他、MVやライブ映像の撮影、編集等を行うビデオグラファーとしても活動中。

【Works(敬称略、各50音順)】
(LIVE、REC、TV等共演)
AISHA、青木隆治、杏沙子、さんみゅ~、つるの剛士、ドリーミング、七海ひろき、広瀬 ゆうき(A応P)、八代亜紀 etc
(演奏指導)
『おらおらでひとりいぐも』、『音量をあげろタコ』、『サヨナラまでの30分』
(撮影)
クリスタルキング

ベースを始めたきっかけ

中学生の頃から、いろんなバンドの曲を聴いていました。その中でも特に好きだったのは、BUMP OF CHICKENとかRADWIMPSです。

彼らのライブ映像やMVを鑑賞していると、何故か自然とベーシストに目が引き寄せられていました。演奏する音を聞き分けられていたわけでもなかったんですけどね。それで、この楽器やってみたいなと思うようになって。高校で軽音学部に入ってから、ベースを弾き始めました。

同じクラスの友達とコピーバンドを組んだんですけど、その子もベースが弾きたいっていって言ってて。でも「僕は絶対にベースがやりたいから」と説得して、彼にはギターを担当してもらいました(笑)。

ベースは、ドラムなどが刻むリズムと、ギターなどが奏でるメロディを繋げるような楽器です。アンサンブルの中だと、全ての楽器の音をベースが取り持っているようなイメージ。そういう部分が、ベースを演奏する際の面白さだと思っています。

現在の仕事について

僕自身もYMSの8期生です。卒業して、10年ほどが経ちました。
これまでにさまざまなアーティストのライブやレコーディング、テレビ出演の際のサポートを手掛けてきました。

2020年、新型コロナウイルス感染症拡大のため緊急事態宣言が出され、1カ月間の自粛生活を送っていた時期は、それらの仕事がストップしてしまいました。この時間を有効に使おうと思って始めたのが、写真や映像の撮影に関する勉強です。基本的な知識を学んだり、YouTubeなどを見ながら研究したりしました。もともとカメラが好きだったこともあって、徹底的にやろうという気持ちで取り組んでいました。

僕が撮影の勉強をかなり本気でやっている、ということを知ったミュージシャンたちから少しずつ仕事をもらえるようになり、今ではフォトグラファー、ビデオグラファーという肩書でも活動しています。

「講師をやってみないか」とYMSをお声がけいただいたのも、その頃です。写真や動画を使った情報発信が、ミュージシャンにとっても大切な時代になりつつあるため、そのあたりも指導してほしいというお話でした。

現在はベースのほか、知り合いのミュージシャンに、映像の仕事をしている人がいるんですが、ポートレートの授業なども担当しています。

指導する際に心がけていること

僕もYMSの卒業生です。この場所での2年間は、ミュージシャンとしての大きな糧になったと実感しています。お世話になった先生方と同じように、基礎的な部分に加えて、現場で役立つさまざまな知識や技術を学生のみなさんに教えていきたいです。コロナが落ち着いたら、実際の現場にも連れて行って、プロの仕事を体感してもらったりできたらいいなと考えています。

また、近年では良い機材がたくさん出ていて、自宅で録音する「宅録」スタイルで仕事ができるようになりました。そういう時代のニーズに応えられるような学びも用意していきたいです。

学生に向けてのメッセージ

YMSでは「先生」という立場ですが、僕もベーシスト、フォトグラファー、ビデオグラファーとして現在進行形で学んでいる「学生」でもあります。音楽業界という大きな世界では、みなさんとあまり変わらない立場なんです。

いまの僕が教えられることを精一杯お伝えしながら、ともに成長し、一緒に音楽業界を支えていけたら嬉しいです。

< この記事をシェア >

この記事を書いた人

YMS広報部YMS広報部

おすすめ記事

ナビゲーション