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横浜ミュージックスクール

YMS Teacher File①ギター専攻 丸山凌雅先生

目次

こんにちは!YMS広報部です。

YMSは比較的小さな音楽系の専門学校ですが、東京にある大きな専門学校にも負けないほどの技術と知識を身に付けることができます。その理由の一つが、経験豊富な先生方の存在です。

この企画では先生方に、音楽の道をめざしたきっかけ、授業を行う際に心がけていることなどを中心に、いろんな質問をぶつけていきます。

第一回は、ギター専攻の丸山凌雅先生に登場していただきます!

丸山凌雅先生プロフィール

本校卒業後、アーティストのライブやレコーディング、TV楽曲の制作に多数参加。インストラクターとしても幅広く活動をしている。
共演アーティスト: 杏沙子、上野優華、コバソロ、さんみゅ〜、WHY@DOLLなど。

音楽の道をめざしたきっかけ

中学までは楽器を演奏したことがなかったのですが、音楽は好きで聞いていました。ギターを始めたのは、高校1年で軽音楽部に入部してからです。なにも知識がなかったので、とりあえず直感でギターをやってみようと思ったんですよね。それからはとにかく夢中になって練習しつづけました。

それから1年くらい経ったタイミングで、ずっと好きだったサクラメリーメンというバンドのライブを初めて観る機会があって。会場にSEが流れる中、照明がステージをぱっと照らして、メンバーが登場した瞬間、そのカッコよさに心から感動しました。そのときに、「あ、僕もステージに立つ側に行きたい!」と感じました。憧れの人を目の前にした、あの瞬間のあの気持ちを、たくさんの人に与えてみたいと思ったんです。

YMSで学んだ日々

高校を卒業して、YMSに入学したのは2012年頃。小規模でアットホームな雰囲気は、当時からありました。先生方はベテランの方が多かったと思います。今の僕くらいの年齢の先生はいなかったのではないでしょうか。

授業では、厳しめに指導していただきましたね(笑)。あとは、いろんな現場に連れて行っていただいたことを覚えています。プロの現場を実際に見て、自分なりに試行錯誤を繰り返しながら、着実に演奏の腕を磨けたと思っています。

YMS卒業後の活動

卒業後は、バンド活動を行いつつ、他のアーティストのサポートなどをしていました。プロとして活動する中で特に好きだったのは、楽曲を作り上げていくことですね。一人でギターを弾きながらつくるのもいいんですけど、やっぱりバンドメンバー全員で作っていくのが一番楽しかったです。

5年ほど活動したタイミングで、YMSから音楽教室を紹介してもらって、「興味があるなら講師をやってみない?」というお声かけを頂きました。どんな形であれ、ギターに関わる仕事ができるのはとても嬉しかったので、すぐに「やります!」と返事しました。そこで2年ほど経験を積んだあとで、YMSでも教えてみないか、ということになったんです。

指導する際に、大切にしていること

僕は比較的、演奏の基礎はすんなり身に付けられたところがあるんです。だから、音楽教室で先生を始めた当初は、「なんでこんな簡単なことができないんだろう?」と思うことが結構あったんですよ。

でも、いろんな生徒を指導していくうちに、自分にとっての当たり前は、他人にとっては当たり前じゃないということに改めて気づいたんです。手の大きさや、骨格も十人十色ですしね。

弾きやすいとされているフォームもあるけれど、それが全ての人にフィットするものではないんですよ。だから、一人ひとりに合わせながら指導するということを心がけています。

「ここを、こうやって変えてみようか」と指導して、弾けるようになった瞬間とか、生徒さんの嬉しそうな顔を見られる瞬間に、一番嬉しさを感じますね。

こんな授業をしていきたい

現在はエレキギターとアコースティックギター、初心者向けのギターワーク、シンガーソングライターワークなどの授業を担当しています。

授業では、なるべく笑いが絶えないようにしていますね。近所に住んでるギターの上手いお兄さんが、談笑しながら教えているようなイメージですかね。専門学校の授業といえば、すごい堅苦しいイメージを抱かれると思うんですけど、全然そんなことはないので安心してほしいです。

プロをめざすには、音楽の基礎を学ぶことも大切ですが、失敗や挫折もたくさん経験しながら、成長していくことも欠かせないと思っています。僕自身、ミュージシャンとしても、先生としても、失敗を繰り返しながら、成長してきました。

学生のみなさんにも、どんどん挑戦して、失敗もしてほしいので、僕としては今と変わらず楽しくて参加しやすい授業を行っていきたいと考えています。

また、グループレッスンなどでは、ついていけない学生が出ないように、なるべく一人ひとりに寄り添っていきたいです。それぞれのレベルに合わせながら、グループとしても授業を進めていけたらなと考えています。

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この記事を書いた人

YMS広報部YMS広報部

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