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横浜ミュージックスクール

センパイノオト番外編~YMS職員の場合~

目次

こんにちは!YMS広報部です。

さまざまな現場で活躍している
YMS卒業生を紹介する「センパイノオト」。

今回は特別編として、
YMSの教務部に勤務する
17期生・角田翔馬さんをご紹介します!

 

クラシックから始まった音楽人生

物心がついた3~4歳頃には、両親が聞いていたクラシック音楽に慣れ親しんでいました。自宅や車のオーディオから流れてくるベートーベンの交響曲や、モーツァルトのソナタなどが好きでしたね。ピアノレッスンにも通っていました。

小学校2年生になったころ、とあるアルバムに衝撃を受けました。それは、ビートルズのベスト盤『THE BEATLES 1』です。ヒットチャートで1位を獲得した27曲が収録されているのですが、1曲残らず名曲で。円盤が擦り切れるほど聴きこみました。そこから、より幅広いジャンルの音楽に興味を持つようになったのです。

中学では吹奏楽部に入部しました。強豪校だったこともあり、演奏を楽しむというよりも、大会での入賞をめざして練習に励むという雰囲気だったので、「イメージと違ったな」と違和感を覚え、すぐに辞めてしまいました。

その後、安いベースやギターを自分で買って、自宅で練習するように。本格的に取り組んでいったのは、高校で軽音学部に入部してから。一通り楽器に触れてみたんですが、自分は鍵盤とベースが好きだなと感じたことを覚えています。いまだに好きなのは、やっぱりその2つですね。

 

軽音学部でQUEENを演奏

私が所属していた軽音学部は、7人ほどのメンバーで構成されていました。中学の吹奏楽部と比べるとかなり小規模なのですが、それがとても心地よかったです。

軽音学部では、メンバー一人ひとりが挑戦したい楽曲を提案するという形で活動をしていました。そのラインナップはバラエティに富んでいて、定番ともいえるMONGOL800、当時流行っていたボーカロイド曲などの練習に取り組みましたね。そんな中、私が提案したのは、QUEEN「ドント・ストップ・ミー・ナウ」でした。

私は当時、いろいろな音楽を聴こうと思っていました。80年代の洋楽ヒット曲が収録されたオムニバス盤を聴きこんでいたことや、映画『ボヘミアン・ラプソディ』が公開されていたタイミングだったこともあり、QUEENの曲を選んだと記憶しています。ステージ上での演奏は、とても楽しかったです。

 

アットホームに音楽を学べたYMS時代

高校卒業後の進路を決める時期になった頃には、音楽に関われる仕事がしたいとなんとなく考えていました。いろいろな音楽系の専門学校を探していた時に、見つけたのがYMSでした。体験入学に行ってみると雰囲気がとてもアットホームで、「この雰囲気は自分に合っているから安心だ」と思い、入学を決意しました。

YMS在学中は作曲を中心に、キーボードやベースも学んでいました。作曲ソフトの使い方などを丁寧に教えていただき、そのときに身に付けた知識は今でも大変役立っています。

特に印象に残っているのは、作曲の理論に関する授業です。楽曲の構造を理解できたことで、演奏をする際にはアドリブなどのアプローチが上手くなりましたし、改めてビートルズを聴いてみたときには「こういう理由でここにソロが入っているんだな」と面白い発見をできるようにもなりました。

 

音楽を学ぶ学生を支えていきたい

現在はYMSの教務部で、先生方のアシストや、スタジオのレンタル業務などを担当しています。先生方や学生の皆さんの交流を通し、新たな学びを得られることが頻繁にあり、まだまだ勉強する必要があるなと感じています。学園祭などの学内イベントで、演者としてステージに立たせてもらう機会もあり、本当に楽しく務めさせていただいています。

教務部以外では、音楽教室の受付事務として働いているほか、来年からは母校である高校の軽音部で顧問を務める予定です。

今後、どのように活躍していくかを明確に決められてはいないのですが、これまで私がお世話になった先生方のように、学生のみなさんを支えられるようになりたいと思っています。

 

音楽が大好きな人たちへメッセージ

YMSの一番いいところは、少人数制でアットホームな雰囲気だと思っています。こんな環境だからのびのびと学んだり楽しんだりできますし、先生方はいろんなチャンスを与えてくれます。

私自身も在学中に、先生に紹介されて学外イベントに出演したことがあり、それをきっかけにたくさんの音楽関係者と繋がることができました。今でも、ステージやレコーディングのサポートの仕事を紹介していただくことがあり、本当にありがたいです。

音楽が大好きなら、少し自信がなくても大丈夫。アットホームな雰囲気が好きな人にこそ、ぴったりの学校だと思います。気になる人は、ぜひ一度体験入学に来てください。

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この記事を書いた人

YMS広報部YMS広報部

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