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横浜ミュージックスクール

この授業がスゴい!「音楽スタッフ専攻」編

目次

こんにちは!YMS広報部です。

YMSには、めざしたい未来に合わせて選べる9つの専攻を用意しています。そして、それぞれのカリキュラムには、その専攻ならではの特徴的な授業がいくつもあるのですが、今回は「音楽スタッフ専攻」の「音楽イベント制作実習」をご紹介します。

音楽スタッフ専攻で身に付くスキル

音楽スタッフとは、ライブ会場などでアーティストのステージを支える職種全般のことを意味します。

ボーカルや演奏の音声バランスを調整するPA、演奏やパフォーマンスに合わせてライティングする照明、ステージ上のセッティングなどを手掛けるスタッフなど、いわゆる裏方業務を幅広く学ぶことができます。

イベント制作の基礎を学べる「音楽イベント制作実習」

音楽スタッフは、音響や照明、ステージ進行などでアーティストを支えるだけでなく、そのパフォーマンスの魅力を、来場者に思いきり楽しんでもらえるように動きます。

ライブ当日だけでなく、開催までの期間にもさまざまな準備が必要です。その基礎となる部分を実践的に教えてもらえるのが、音楽スタッフ専攻の「音楽イベント制作実習」です。

①舞台用語を学ぶ

ライブなどの音楽イベント制作の現場では、ミュージシャンをはじめとする演者や、ステージを支えるスタッフの間で「舞台用語」が使われています。

「舞台用語」には、道具や機材、ステージ上の位置を示すものから、パフォーマンス中やその前後で使われるものなど多種多様です。まずはその用語を知るところから始めます。

②制作・運営を学ぶ

そして、企画内容や会場決定、集客予測、出演者の選出、必要セクションの選定&発注、備品・道具・資材の準備、各所申請他などの基礎を学びます。

カリキュラムの後半には、客席などを含むイベント会場全体の設営や、ライブ当日までの制作過程をシミュレーションする時間も設けています。

③バミリを学ぶ

カリキュラム中盤には、ステージに欠かせない「バミリ」を体験します。

「バミリ」とは、ビニールテープなどを使って、ステージ上にアクティングエリア、センター位置、演者立ち位置、楽器位置などを分かりやすく印していくことを言います。

適当にやってしまうと、ステージの進行や、来場者からの見栄えに大きな影響が出てしまうので、あらかじめ用意された図面の寸法通りに行う必要があるのです。

「音楽イベント制作実習」では、教室をステージに見立てて、実際に床にバミリを貼っていく時間も設けています。

おわりに

観客を魅了するライブやイベントは、ステージ上のミュージシャンだけでは成り立ちません。客席から見えないところで活躍する音楽スタッフの存在が欠かせないのです。

「スポットライトに照らされることに興味はないけど、音楽の現場に携わりたい」と考えている人には、特にオススメの専攻です。全く知識がなくても、基礎からしっかり学べていけるので安心です。

さらにYMSでは、専攻以外の授業も選択できる自由なカリキュラムを用意しています。例えば、音楽スタッフ専攻の授業を中心に学びながら、ギターやボーカルについての授業を選択することもできます。逆に、他専攻の学生でも、音楽スタッフ専攻の授業を受けることも可能です。

特徴的な学びと、自由なカリキュラムがあるYMSに興味を持たれたなら、ぜひ一度オープンキャンパスにいらしてください!

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この記事を書いた人

YMS広報部YMS広報部

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