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横浜ミュージックスクール

この授業がスゴい!「ボーカル&ミュージッククリエイター専攻」編

目次

こんにちは!YMS広報部です。

YMSで学べる授業の中でも、特徴的な授業を専攻ごとに紹介していくこの企画。
今回は「ボーカル&ミュージッククリエイター専攻」のカリキュラムの中から、
「ボーカル&ミュージッククリエイターワークA I/II」を紹介します。

ボーカル&ミュージッククリエイター専攻で身に付くスキル

「ボーカル&ミュージッククリエイター専攻」では、自分で歌うだけでなく、作曲や配信も自分で行いたいと考えている方に向けたカリキュラムを用意しています。

発声をはじめとするボーカルに必要な基礎力、DTMを使った作曲からレコーディング・配信などの知識や技術をバランスよく学ぶほか、動画編集に関するスキルを身に付けることができます。

歌唱、作曲、配信の基礎を修得する「ボーカル&ミュージッククリエイターワークA I/II」

科目名のとおり、この授業は「ボーカル&ミュージッククリエイター専攻」での学びをぎゅっと凝縮したような内容になっています。

前期はボーカルレコーディングやボーカルエディット、歌ってみたミックス、後期は楽曲制作に重点を置いて進んでいきます。1年かけて学んだのち、音楽制作の全ての工程を自分で行えるスキルと、クオリティの高い楽曲制作が可能な力の修得をめざします。

①レコーディングを学ぶ

この授業では、Pro ToolsというDTMソフトを使って、実際にレコーディングを行います。Pro Toolsの使い方を学んだあと、自分自身や他の学生のレコーディングに挑戦します。

「レコーディング」と言っても、ただ録音するだけではありません。歌い手に向けて、歌い回しやニュアンスに関する指示(=ディレクション)も行い、イメージ通りにボーカルを録音します。

②ボーカル補正やピッチ修正を学ぶ

レコーディングが完了した後は、「Melodyne」というソフトを使って音源を微調整していきます。

カラオケ番組などを見てもわかるように、どんなに歌が上手な人でも、譜面通りの音程やピッチで歌い続けることは至難の業です。

音程がズレていると、ハーモニーパートと馴染まなくなってしまいますし、リズムがズレていると、トラックのタイミングが合わなくなってしまいます。
そこで、「Melodyne」のようなソフトを使って微調整を行う必要があるのです。

補正の仕方によっては、ボーカルが機械的に聞こえてしまう場合もあります。この授業では、自然に聞こえる補正方法を学びます。

③メロディ&作詞を学ぶ

後期には、メロディと歌詞について学ぶ時間を用意しています。
人気曲のメロディを分析するほか、メロディとコードの関係性などに触れ、作曲する際に使える知識を身に付けます。

また、歌詞についてもメロディと同様に、人気曲の歌詞を分析するほか、言葉の選び方や、韻の踏み方について学びます。

おわりに

上記のほかにも、リバーブやディレイなどのエフェクトをはじめ、サウンドの補正や音作りに関する学びや、キック、スネア、ベースやピアノ、ギターなどのビートや音色を加えてアレンジする方法などに触れることができます。

近年では、動画サイトやSNS上で歌唱動画を公開するという活動を行うボーカリストも多くいらっしゃいます。

「ボーカル&ミュージッククリエイター専攻」は、デビューをめざす方はもちろん、まずは「歌ってみた動画」を作って公開してみたいという人にもおすすめです。

今回ご紹介した授業のほかにも、楽しい授業を多数用意しています。
もっと知りたい!という方は、まずはオープンキャンパスに参加してみてください!

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この記事を書いた人

YMS広報部YMS広報部

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