【普通に有益】自宅で出来るボイトレメニュー<音源付き>
2020.5.01
広報部めがね
目次
こんにちは。
広報部めがねです。
もう画像を使いまわし始めました。
だって毎日同じ繰り返しだもの!!!!
そんなわけで引き続き自粛期間のため、当然ロケにも行けるわけもなく。
学校にも久しく行っていないので、あとは「自分のお家壊してみた」くらいしかネタがない状態です。
「お家はできれば壊したくないなぁ〜」と思いながらAmazonでハンマー的なものを検索していたところ、学校のTwitterにこんな質問をいただきました!
すみません間違えました。
僕が趣味でやっている「ガーゴイルお悩み相談アカウント」の質問画像でした。失礼しました。
という質問です。
いや、本当に今は音楽スタジオはおろか外で練習することすら難しい状況ですので、このような悩みを抱えている方は多いのではないでしょうか?
一応Twitter上でも文面でお答えしたのですが、
今回はこのブログを使って
「(多分)自宅でも出来るボイトレメニュー」を紹介していこうと思います!!!
しかも、練習用の伴奏音源も作りました!!!!
普通にめっちゃ有益です。
あとついでにそれぞれの伴奏動画の中に、音楽とは全然関係のない豆知識も織り混ぜておきました。有益です。
多少声を出せる環境にいる方から全然家で声出しできない!という方まで、それぞれに向けた物を作ったのでご紹介していきます!
YMSの詳しい情報は…
▽公式HPをチェック!
①音階練習
音階練習 男声用
音階練習 女声用
まずは基本の音階練習から!
「ドレミファソファミレド」という音階を半音ずつ変化させていきます!
発声練習において大事なことは、音程を正確に当てることももちろん大事なのですが、
その他にも「リズムに合わせる」ことや、「それぞれの音の強弱や長さを揃える」こともしっかり意識してみましょう。
この音階練習では、ドからソまでの5つの音一つ一つをしっかり正確に当てていきましょう!
ドからソまでをなんとな〜く繋げて歌うのではなく、ドからレ、レからミ、ミからファ・・・それぞれの音と音との距離をしっかり意識しましょう!
ソから戻ってきた時の着地の「ド」の音程はしっかり合わせられていますか?
着実に一音一音下っていかないと、伴奏よりも高くなったり低くなってしまったりします。
また、「ア」で歌うだけでなく、「ネイ」や「グ」、「ノ」などで歌うのも効果的です!
※無理な発声にならないようご注意ください!!!
キツイと思ったらファルセットに切り替えましょう!
②3和音練習
3和音練習 男声用
3和音練習 女声用
続いては、先ほどの音階練習の音を1つ飛ばしにした「和音」の練習です!
「ドミソミド」という音階を半音ずつ変化させていきます。
この練習ではコード感や、先ほども記述した音と音との距離感をしっかり養っていきます。
これは普通の音階練習よりも難しいと思います!!
ですが、コーラスなどをする上では欠かせない基礎となりますので、しっかり鍛えましょう!
③オクターヴ練習
オクターヴ練習 男声用
オクターヴ練習 女声用
続いては、先ほどの「3和音」にもう1音「オクターヴ上のド」を加えたオクターヴ練習です!
「ドミソドドドドソミド」という音階を半音ずつ変化させていきます。
スタートの「ド」と真ん中で4回連続で鳴らす「ド」は同じ音ですが高さが違います。
この練習ではこのようなオクターヴの感覚を養います!
また、高音が4連続続きますので、高い声を出す感覚を掴むのにも良い練習になります。
しっかりと音と音の距離を正確に取らないとオクターヴの音程がずれてしまいますので、意識して発声しましょう!また、音の長さが細かくなりますので、1音1音をしっかり発声しましょう。
④腹式呼吸練習
腹式呼吸トレーニング
最後は一番自宅でも練習しやすい腹式呼吸の内容です!
「そもそも腹式呼吸ってどうやるの?」
という方も多いと思いますが、僕なりに説明をすると、多くの人は普段、胸を使う「胸式呼吸」をしています。
では皆さん、何も考えずに深呼吸をしてみてください!
まず最初に息を吸いませんでしたか?
多くの人は深呼吸をする時に大きく息を吸ってから吐くと思います。
そしてその時に肩が上がります。これが胸式呼吸の特徴です。
もっとわかりやすく言うと「胸式呼吸は息を吸う方に意識をした呼吸」だと僕は解釈しています。
では腹式呼吸は?そう、その逆です!
「腹式呼吸は息を吐く方に意識をした呼吸」と考えるとコツを掴みやすいです。
実際にやってみましょう。
手を当てながら、お腹を凹ませるようにゆっくり息を吐き続けてください。
息を十分に吐いた後、「吸おう」と思わずに体の力をフッと抜いてみましょう。
ポンプのように勝手に空気が体に入ってきませんか?
これが腹式呼吸です!
つまり、歌を歌う時って息を吐く量を調整します。でも胸式呼吸だと「吸う方」に意識した呼吸法のためコントロールしづらいです。
なので、「吐く方」を意識した腹式呼吸を使ってコントロールしましょう!ってことなのです。
一生懸命吸う必要もないので、ブレスの後の歌い出しにもスムーズに入れます。
この練習方法では、様々な長さで腹式呼吸をすることで、より実践的なブレス感覚を養うことができます!
動画に合わせて「スーーー」と吐いてみましょう!(声には出しませんが“す”の口の形で息を吐いていきます!)
それぞれ最後の1拍で息を吸うとありますが、これは「一生懸命意識して吸う」のではなく、「体の力を抜くだけ」ということを忘れずに!
めちゃめちゃ真面目に書いてしまいましたが、いよいよYMSでもオンライン授業が始まります!
この自粛期間、窮屈な思いをすることの方が多いですが、それでも今できる限りのことをしっかり取り組んでいきたいと考えております!
皆さんも「学校でみんなと授業を受ける」日がきた時に、今より少しだけパワーアップした自分で臨めるように是非頑張ってみてくださいね!
YMSの公式YouTubeチャンネルでは、毎週土曜日に練習に役立つ動画をアップしております!
是非チャンネル登録と高評価お願い致します!!
それではまた。