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横浜ミュージックスクール

センパイノオト番外編~YMS職員の場合⑥~

目次

こんにちは!YMS広報部です。

YMSで音楽を学んだあと、
社会で活躍している「センパイ」たちを紹介するこの企画。

特別編第6弾となる今回は、
YMS教務部の17期生・伴場悠汰さんをご紹介します!

 

父のギターを弾いて育った幼少期

父がアコースティックギターを弾くのが趣味だったので、生まれた時からそれを聞いて育ちました。幼少の頃からずっと父が弾いているのを聞いていたので、当たり前のように「お父さんはギターが弾けるもの」と思っていましたね。大人になってからお父さんという人は誰でもギターが弾けるわけではないと知りました(笑)

小学3年の頃、姉がピアノ教室に通い出したのがきっかけで自分もピアノを始めましたが、真面目にやらなかったので、数年で挫折しています。中学では聞く専。BUMP OF CHICKENを聞いてから音楽にハマっていきました。ライブ映像を見てカッコいいなと聞くようになったのはRADWIMPSです。この頃、ギターやベースを弾けるようになりたいとベースを始めましたが、独学でマイペース。本格的に音楽をスタートさせたのは、高校で軽音楽部に入ってからです。軽音楽部では最初、100人ほどが入部したのですが、半年で80人が辞めてしまいました。それで男性ボーカルも少ないし、同時にギターができる人もいないというので重宝されていましたね。

 

栄養士の専門を卒業後YMSへ入学

高校の学祭は、軽音楽部のバンドが全員出られるわけではなくいつもオーディションがありました。僕らのバンドはいつも2位。どうしても盛り上がる系のバンドには勝てなくて悔しい想いをしましたね。でもちょうど映画『君の名は』が流行った頃で、後夜祭でRADWIMPSの「前前前世」を歌ったらすごく盛り上がってくれて。やっと盛り上がるツールを手に入れられたと気持ちよかったし、楽しかったですね。

高校卒業後は、そのままYMSに入学するのではなく、栄養士を養成する専門学校に入学しました。将来のために資格を取ったほうがいいかなという気持ちで入ったのですが、結局向いていませんでした(笑)栄養士の専門学校時代も高校の同級生たちとバンドを続けていて、学校が終わった後にライブをして活動は続けていたんです。でもふと「何も身になってないな」と感じた時がありました。

DTMをやろうと思っても独学では限界があり、ツテもない。音楽業界を知らなすぎる自分には「プロから学ぶことが必要なのでは」と考え、音楽の専門学校へ行くことを検討し始めました。YMSを選んだのは、自宅から近いこと、そして学費を自分で払う必要があったので安いこと。この2つですね。自分で学費を出すなら安いほうがいい。結果としてこの選択は間違っていなかったなと思います。

 

曲作りに夢中になったYMS時代

入学時は、ボーカル&ミュージッククリエイター専攻で入りましたが、2年時に作曲&ミュージッククリエイター専攻に編入しました。歌うこと、曲を作ること、ギターを弾くこと、この3つが自分にとって大事だったのですが、やはり学ぶ必要があるのは作曲かなと学校で学んでいて思ったからです。YMSで学んだ2年間は、学内ライブは皆勤賞で出ていましたね。何よりよかったのは、自分で曲を作ったら直接先生にメールをしてすぐに聞いてもらえたことです。授業では他の先生に聞いてもらうこともありました。貪欲に学内の繋がりを自分で作っていったことで、先生方が曲を気に入ってくださって業界の人に曲を紹介してくれたり、実際にお会いすることもできました。

とにかくたくさん曲を作っていたので、卒業制作ライブでは、自分の作った曲をカバーしてくれるバンドもありました。自分で作った曲がライブで多く演奏されるというのは、自分で作って自分で演奏するというのとは、また違った嬉しさがありました。

 

音楽関係で生活できるようになることが目標

今はYMSでTAの仕事とアルバイトをやっています。音楽の方では、今は音楽事務所の方と繋がっていて、しごかれながら曲を作っています。最近ご縁もあってCMで自分の歌声が流れるなんてことも経験させていただきました。最終的には、シンガーソングライターが第一目標ですが、曲を作って裏方として提供できるようになること、実績を作って講師になることを目指しています。総じて音楽関係で生活ができるようになることが目標です。

 

音楽が大好きな人たちへメッセージ

音楽は楽しいことだけではないので、考え続けながらやっていく必要があります。作曲も、自分の好きな曲ばかり作れるわけではなく「売れる」を考えなくてはいけないのですが、それをも楽しめたらもっと音楽を好きになれると思います。YMSは自分から繋がりに行こうと思えば、どんどん道が拓ける場所です。音楽を本気で楽しみたい人はぜひ入学してください。

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この記事を書いた人

YMS広報部YMS広報部

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