YMSでめざせる!音楽系お仕事図鑑2022
目次
こんにちは!YMS広報部です。
突然ですが、あなたは「音楽に関する仕事」をいくつ知っていますか?
ステージに立つプレイヤーや、ライブ会場で見かけるスタッフ以外にも、
「音楽に関する仕事」は意外とたくさんあるんです。
そこで今回は、音楽系お仕事を
プレイヤー&クリエイターに近しい「デビュー編」と、
近年人気を集める「オンライン編」、
音楽系企業で働く「就職編」に分けてご紹介します。
「やってみたい!」と思える職業を探してみてくださいね!
音楽系お仕事/デビュー編
バンドマン
みなさんに一番馴染みがあるのはバンドマンかもしれません。
バンドマンは、ボーカリストやギタリスト、ベーシスト、ドラマーなど
複数名のミュージシャンからなるユニットに属して活動する人のことです。
Official髭男dismやback numberなどの近年人気のバンドから、
Mr.Childrenやサザンオールスターズなど長い間活躍しているバンドまで、
いろんなタイプのバンドがありますよね。
バンドマンになるためには、自分の担当するパートのスキルを十分に磨きながら、同じ目標に向かって切磋琢磨できるような仲間との出逢いも必要です。
シンガーソングライター
あいみょんさん、優里さんのように、自分で作詞・作曲した楽曲を、自ら歌うアーティストのことをシンガーソングライターといいます。
シンガーソングライターになるには、一定の歌唱力はもちろん、作詞や作曲に関する知識やスキルが不可欠です。
これらは独学でも身につけることができますが、専門学校などで理論や手法を学ぶと、効率よくクオリティの高い楽曲を産み出せるようになります。
スタジオミュージシャン
ライブやレコーディングの現場でサポートを行うミュージシャンのことをスタジオミュージシャンといいます。
スタジオミュージシャンとして活躍するには、高い演奏力と、人脈が必要です。
レコード会社やプロダクションに所属するほか、フリーランスで活躍する方もいらっしゃいます。
作詞家
レコード会社やアーティストなどから受けたオーダー通りに作詞していくのが、作詞家としての仕事です。
そのためには、音楽的な知識、理論をしっかり持っていなければ務まりません。
レコード会社に所属するほか、作家やコピーライターなどの他業種を手掛けながら作詞も行うという方もいらっしゃいます。
作曲家
作詞家と同じように、レコード会社やアーティストなどからオーダーを受けて、作曲を行う専門家です。
曲を作るためには、ギターやキーボードなどの楽器をある程度演奏できるスキルが必要です。
最近では、DAWという作曲用のソフトを用いて、パソコン等で楽曲制作をするDTM(デスクトップミュージック)が主流となっています。
そして、依頼主のイメージ通りに作曲するためには、音楽的な知識や理論が求められます。
編曲家
オーダーのイメージに合わせて、楽曲の完成度を上げるためのアレンジを行う職業を編曲家といいます。
具体的には、演奏するときの楽器編成やメインボーカルに対するコーラスなどを考案したり、イントロ、間奏、アウトロなど楽曲自体の編成などを考案していきます。
そのため、総合的に楽曲イメージを演出するための卓越した音楽的知識や理論が求められる職業です。
プロデューサー
アーティストや楽曲の方向性を総合的に判断し、創り上げていく職業です。秋元康さん、つんく♂さん、小室哲哉さんなどが有名です。
全ての判断を任せられるポジションのため、音楽業界での圧倒的な経験と、音楽的スキルやセンスがなければ務まりません。
お仕事図鑑/オンライン編
ネット発アーティスト
米津玄師さんやYOASOBIさんが大ブレークを果たしたこともあり、作詞・作曲、トラックメイキング、ボーカルだけでなく、ミュージックビデオなどの動画を制作し、ニコニコ動画やYouTubeなどで配信する工程までを行うアーティストが最近注目を集めています。
米津さんのようになるためには、楽曲を作るためのスキルや歌唱力に加えて、
動画撮影や編集、そして配信に関する知識や技術も必要です。
Tik Toker
ここ数年、新たなスター誕生の場となっているのがTikTokです。
シンガーソングライターのTani Yuukiさんは、自身の楽曲「Myra」がTikTokでバズったのをきっかけに注目を集めました。その後、YouTubeで同曲のフルコーラスバージョンを公開し、2000万回再生を達成したのです。
音楽活動歴1年足らずで、大手企業のCMソングに次々と起用されているのが、imaseさんです。Imaseさんは、まずTikTok用にサビだけ作り、バズった曲からフルバージョンを作っていくそうです。制作方法も、注目のされ方も新しい、新時代のスーパールーキーです。
そのほかにも、TikTokから人気を博すアーティストが多数出てきています。
ライバー事務所
YouTubeやTikTokなどの配信業務に携わりたいという方には、人気ライバーを専門にマネジメントを行う事務所で働くという道もあります。
これまでに培ったユーザー目線をいかしながら、ライバーの仕事をサポートし、さらなる人気を集めていくことをめざすことができます。
音楽系お仕事/就職編
音響/PA
ライブなどで使用する音響機材に関する全てのことを行う職業です。
マイク、アンプ、モニター、スピーカーなどの搬入やセッティングをしたり、演奏される楽曲が最適な状態に聞こえるように調整を行ったりします。
機材に関する専門知識などに加えて、ライブに関わる全ての人と円滑にコミュニケーションをとることができる力も重要な要素になる職業です。
照明
ライブなどにおいて、照明機材を駆使してステージを演出する職業です。
使用する機材に関する知識はもちろん、どのようなタイミングで、どの機材を使用すると効果的なのかなどといったセンスも求められます。
PAと同じく、コミュニケーション力も必要な職業です。
レコーディングディレクター
CDやダウンロード配信などで販売する音源の魅力を最大限に引き出す役割を担う職業です。
レコーディングする際、プロデューサーなどの意向をもとにしながら、自身の音楽的知識や経験などをもとにミュージシャンに歌や演奏に関する指示を出していきます。
プロモーター
レコード会社に所属するバンドやアーティストの宣伝活動を行う職業のことを指しています。
テレビやラジオ、雑誌、各種広告など、さまざまな媒体を使ってアーティスト自身やその楽曲をリスナーに知ってもらう活動をします。
音楽的な知識と、営業マンとしてのビジネススキルも問われます。
音楽ライター/編集者
音楽ライターは、アーティスト自身やライブなどに関する記事を執筆する職業です。
音楽の知識はもちろん、リサーチやインタビューを行うスキルや、文章力および表現力が求められます。
編集者は、音楽系ニュースサイトや雑誌などで展開する企画を考案します。企画にあわせてライターを選んで記事執筆を依頼したり、上がってきた記事に手を入れてブラッシュアップしたりするために、より深い専門知識が必要な職業です。
ライブハウススタッフ
ライブハウスの管理および運営に携わる職業で、その業務は多岐にわたります。
ホールスタッフは、ライブが円滑に行われるように来場者を誘導し、接客業務全般を担当します。
ステージスタッフは、音響や照明を担当します。
ブッキングスタッフは、これから行われるライブの企画を考案し、バンドやアーティストに出演依頼を行います。
出演キャンセルや機材トラブルなどに対応するためには、スタッフ間でのチームワークが大切です。
楽器店スタッフ
楽器を扱う店舗で仕入れ、販売、接客を行う職業です。
どの楽器を買うか決めて来店する方のほか、よくわからないまま来店する方、何気なく来店する方もいらっしゃいます。
そんな方々に購入してもらうためには、各種楽器に関する知識や、接客スキルが必要です。
クラフトマン/リペアマン
楽器店や楽器メーカーで、ギターやバイオリンなどの楽器をイチから作る職業をクラフトマン、修理を行う職業をリペアマンといいます。
担当する楽器に関する知識や、製作や修理に関する高度な技術、音感などが求められます。
おわりに
いかがでしたでしょうか。
やってみたい職業が見つかりましたか?
この記事では、わかりやすく分類していますが、実際の現場ではプロデューサー兼バンドマン、PAもできるプロモーターというように活躍されている方も多くいらっしゃいます。複数のことに興味を持ったら、いろいろとチャレンジしてみるのもいいと思います。
「自分には難しいかもしれない」と決めつけるのではなく、楽しいと思えることに挑戦しながら、将来の目標を見つけていくことをオススメします。
YMSでは、9つの専攻と自由度の高いカリキュラムを用意しています。
あなたが抱くたくさんの興味を、十分に満たせる学びがあるはずです。
「あの職業のことが知りたい!」「YMSでこの職業をめざせるの?」など疑問やわからないことがありましたら、お気軽にお問合せしてください!