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横浜ミュージックスクール

YMS新入生、そして軽音楽部の皆様へ。今やっておくべき練習方法について。

目次






こんにちは。広報部わいです。




こんにちは。広報部わいです。 今週は問い合わせの多いこちらで参ります。
家で出来る練習方法って何がありますか?



みなさま、自宅での練習ってどうしてますか?

すでに色々と考えながらやられている方もいると思いますが、
なかなか家で練習できない!という方も沢山いらっしゃるのではないでしょうか。

今日はそんなすべての方へ向けて、広報部わいが独自のお勧めではあるものの、
いま、自宅でできる練習方法を紹介したいと思います。



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さて、
広報部わいが考える、いま自宅でできる練習について、
今回は下記3つをお伝えしたいと思います。


  • 練習は好きなアーティストの曲でOK
  • 基礎練習は必要ない?
  • 楽譜を書いてほしい!

いつもはドラムの話が多いですが、今回はすべてのパートに共通できる話にまとめました。
結構長くなってしまったのですが、、ぜひ最後までお付き合いください。



練習は好きなアーティストの曲でOK


▼好きなアーティストの曲を1曲でも多く弾けるようになる

個人的に最強だと思うのは、コレです。
全然飽きないなら、コレでいいんじゃないですか?と思っています。

(ギター・ベースの方がお得な話ですが、ドラムやボーカル、キーボードでも全く役に立たないわけではありません。
もちろんイメージトレーニングでも効果は十分にでます)



少し固い話になっちゃいますが、 アウトプットを意識しないインプットは効率が悪いと思っています。

(アウトプット=本番 インプット=練習
とざっくり置き換えてもいいです)



分かりやすくいうと、
何のために使うかわからない知識を詰め込んでも、披露する機会がないからすぐ忘れちゃうし
結果に結びつかない

ということです。


例えば偉い人に
「ドラムうまくなりたいなら、とりあえず素振りやっとけ!!」
と言われても、

・その人が大きな音を出したいのか
・早く叩けるようになりたいのか
・シンプルだけど正確なビートを叩きたいのか

によって素振りの練習方法だって変わってきますので、
「そうか、素振りなのか~」とただやるだけでは効率が悪いということです。

ということで、
曲を練習する=曲が弾ける=いつでも披露できる。


なので、好きな曲が弾ければすぐに効果が実感できます。

ライブする機会なんてないよ!という方がほとんどだと思いますので、
要は「動画を撮ってみる」でも良いのです。

さらに言うと、うまくなった実感が得られた時がモチベーションも上がり、
良いサイクルで練習できると思います。

(筋トレしていて自分の筋肉を確認しているときが一番幸せ的な理論ですね笑)




あいみょんさんのマリーゴールドでも
Official髭男dismさんのPretenderでも
King Gnuさんの白日でも
米津玄師さんのLemonでもいいです。

楽しく続けられる曲やアーティストがあるなら、それが良いと思います。
とにかく今の時期は沢山の曲を弾けるようになってください。




▼応用編

とりあえず何曲かでもできるようになってきたら、 以下の方法もオススメです。

・楽曲の譜面(動画)を見ないで弾いてみる
・ギターやベースなど音を出せる方は、「メトロノームと自身の音だけ」の動画を撮ってみる

と良いと思います。

が、


これ、結構難しいです。

Youtubeなど音源に合わせて弾いていると、なんとなくできてしまっている感覚になってしまうのですが、
メトロノーム音だけに合わせて1曲弾いてみると本当に難しいというのが分かると思います。


リズムの練習はまたどこかで解説しますが、
ぜひ得意な曲からチャレンジしてみてください。

自分の音とメトロノームだけで体が動くようなリズムが生み出せたらいい感じです。

基礎練習は必要ない?

▼基礎練習をオススメする人


基礎練習はとても大事ですが、自分が必要だとわからない練習をずっと続けても
効果が薄いと思います。


良く楽器の練習では、
「使うかわからない超絶フレーズばかり練習する人」
「永遠と基礎練習をする人」
もいますが、

始めたての方など、まだ経験が浅い方にはあまりお勧めしません。
(Youtuberで超絶フレーズばかり投稿するならアリでしょう)

決してムダではありませんが、他にもやるべき順序があるはずです。




では、
基礎練習をやらなくていいのかというと、そうではありません。


個人的にオススメのタイミングは、

・曲練習に飽きてきた
・いつも同じパートで壁にぶち当たる
・自分の苦手が分かってきた

というような状況になったら、基礎練習のタイミングかもしれません。


指が動かない、足がついていかない、テンポキープができない、このコード進行のソロが苦手…
など「苦手」が分かったら、その基礎練習の方法を調べれば良いのです。


経験上、課題が見つかった時の基礎練習は本当にはかどりますし、
いつもよりやる気がでます笑

よく、『上手くなってからライブします!』という人も多いのですが、
これに関してはまずやってみた方が早いと思います。


ライブやってみて気づいた点を基礎練習する方が効率的かな…


▼基礎練習の調べ方

すでにだいぶ長くなってしまったので、具体的には割愛しますが、
「手足コンビネーション ドラム」
「ペンタトニック フレーズ」
「ベース 左手 トレーニング」
などとYoutubeで検索すれば沢山の動画が出てきます。

どの動画をみたらよいかわからないと思う前に、3本くらい見てみましょう。
何かしら参考になる動画に出会えると思います。

YMSのYoutubeチャンネルもこれから沢山投稿していきますので、ご期待ください。


楽譜を書いてほしい!

▼やったことない人はこの機会に

練習というと、楽器を弾くこと、歌うことだけが練習だと思いがちです。
もちろん体を動かす方が楽しいし、なにより
やった気になります。

ただ、大事なのは「やった時間」や「やって疲れた感」ではなく、
どれだけ上達したかではないでしょうか。


そういった意味で、まだトライしたことが無い方にとっては本当にタメになる作業ですので、
採譜=楽譜を書くことをぜひやってほしいと思います。

もしオリジナルの楽曲がある人はぜひ自分のプレイを譜面化してみましょう。

*ちなみに初めての採譜は、ほんとにできなさ過ぎて泣けます


全くわからない方は、まずはYoutubeやWEBなどで書き方の最低限を確認したら、
好きなアーティストの曲を採譜してみましょう。

1曲書くのは大変なので、サビだけ、イントロだけでも。
Youtubeなどで譜面が公開されている曲であれば答え合わせもできるので、取り組みやすいと思います。
できなくても、まずはチャレンジ。



▼譜面能力がかなり重要なワケ

ここまで書きましたが、最後に、譜面はやりたくない!という人のために、
なぜ必要なのか、背中を押しておきます。


多分多くの方が譜面を書いたことが無いと思います。
ちょっと気が重いという方もいるかもしれませんが、
もしミュージシャン(作家も)で活動をしたい場合には譜面の理解は必須といっても過言ではありません。

もちろん学校に入ってからしっかりと譜面のトレーニングは行っていきますが、先に学んでおいて損はありません。
出来なくても、一度挑戦しておいた方が学びも早くなります。


プロミュージシャンとして活動をすると、毎日沢山の曲を作成、練習することになります。
(広報部わいも急遽トラ(代わりの人のこと)をお願いされ、明日までに30曲!ということもありました)
その時に、確実に言えることは練習し、覚えるための時間はほとんど無いのです。

譜面が理解できれば、譜面にメモを書き込みをするだけでOKです。(もちろん現場によりますが)
また、毎回違う方々と仕事をするのがミュージシャンですので、譜面は共通言語のようなものとなります。

例えば、
「Bメロのシンコペーションは8分?16分?」
「サビ前は少しリットしたいんですが…」
など、こんな用語が飛び交っています。

1曲1曲を細かく確認しているとリハーサル時間もかかってしまうので、
事前に譜面が理解できていれば、皆がその通りに演奏してくれます。

もちろん、譜面での会話ができないと周りに迷惑をかけてしまうかもしれません。
今のうちから少しずつ勉強してもらえると、今後に必ず活かせると思います。


最後に


練習方法はもちろんですが、自分が「こうなりたい!」というアーティストがいる方は、
ぜひその方の練習方法もマネしてみてください。
出来ればインタビューなども読んで、練習の時に意識していることも分かるとよりいいと思います。

まだ目標にする人がいない!という方は
焦る必要はありませんので、「なんとなく好きな曲」くらいから練習してみることで良いと思います。

好きなミュージシャン・目標にするアーティストが定まると、
練習が「研究」に代わり、ご自身にとって沢山の知識が身に着けられると思います。
(また好きなアーティストも変わっていくのですが…それがまた楽しいはず)


今回は大分長くなってしまいましたが、少しでも参考になりましたでしょうか?
大切なのは、いつでも自分で考えることだと思います。

・新しい課題にぶつかったとき
・新しい練習をおしえてもらったとき

できるだけ「なぜだろう?」と考えるようにして、少しでも効果的な練習を行ってもらえたら嬉しいです。


*今回の記事はあくまで広報部わいが考える個人的なお勧めですので、
自分はこう考える!反対だ!ということでも構いません。
この文章をきっかけに、みなさんの練習に対する意識が高まってくれたら嬉しく思います。


本当はパート別に記載もする予定だったのですが、長くなりましたので、また次回に。
皆さんの自宅練習が捗ることを祈っております!



今回の記事で紹介した内容は一部、Youtubeとも連動しています。
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ぜひこちらも合わせてご覧ください!
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珍しくまともな長文にお付き合いいただきありがとうございました!
それでは!

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この記事を書いた人

広報部わい広報部わい

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