音楽に関わる仕事がしたい!と思うすべての人を応援する情報発信サイト

横浜ミュージックスクール

センパイノオト番外編~YMS職員の場合⑧~

目次

センパイノオト番外編~YMS職員の場合~

こんにちは!広報部とりです。

さまざまな現場で活躍している
YMS卒業生を紹介する「センパイノオト」。

今回は特別編第8弾!
YMSの教務部でTAとして勤務している
私の同期の17期生・仁藤陸孔さんをご紹介します!

 

きっかけはたまたま見つけたアコギ

ー入学前の音楽歴について教えてください。
幼稚園から小学校低学年までエレクトーンを習っていました。
本来なら、エレクトーンは足も使ってベース音を弾くのですが、まだ小さい頃だったので、足は使わずに手だけで音楽を楽しんでいました。

ーエレクトーンから始めたんですね。
YMSではギター専攻だったと思いますが、ギターを始めたのはいつ頃ですか?

中学一年生の夏頃に、押入れにあった中古のアコギをたまたま見つけたんです。
聞くところによると、画家をやっている叔母が絵を描くために買ったものだったみたいで。
それをきっかけにギターを少しづつ練習するようになりました。

ーすごい!素敵ですね。
ちなみに中学生の時は何部だったんですか?

陸上部やってましたね(笑)

ー意外!
そうだよね(笑)
今は穏やかな印象を持たれることが結構多いんですけど、小中学生のころは真逆で、休み時間になると一目散に外に走りに行くような運動っ子でしたね。

ー運動が大好きだったんですね。高校も運動部ですか?
いや、高校はギター部という部活に所属していました。
地元が少し田舎なので、通っている高校に軽音楽部がなかったんです。

ギター部では、学校にあるクラシックギターを使って活動していました。外部講師としてクラシックギターの先生をお招きしていたのですが、先生に無理を言って、ポップスを中心に教わっていました。

ーそうなんですね。
音楽系の進路を考え出したのはいつ頃ですか?

高校でギターを始めた頃から、「将来は音楽で何かやりたいな」とふんわり考え始めていました。
高校三年生の進路を決める時に、音大か専門学校かで悩んでいたのですが、実際に足を運んでみて、大学より専門学校の方がいいなと思い、色んな専門学校を調べました。

YMSの他に、もう一つ別の専門学校にも見学に行ったのですが、当時のYMSの体験入学で行っていたセッションイベントが楽しくて、YMSに進学することにしました。

 

コロナ禍でもYMSでたくさんのことを学べた

ーYMSでの思い出はありますか?
思い出かぁ。
それこそ、地元には軽音楽部がなかったくらいなので、音楽をやっている友達なんて周りに1人もいなかったのですが、YMSでは同年代の人が曲を作っていたり、スタッフのことを学んでいたりと、自分がやったことのないことで活躍をしているのを近くで見ることができて、とても刺激を受けていました。
同期と一緒に曲を作ったりしたのもいい思い出ですね。

ー確かに。
仁藤さんは私と同期なので、コロナど真ん中の中で入学したと思いますが、何か印象に残ってることありますか?

一番印象に残ってるのは、対面授業のスタートがだいぶズレたことだね(笑)

ーあったね(笑)懐かしい。
それこそコロナだったから、放課後に友達とどこかご飯を食べに行くことすら難しかったりしたよね。
授業の担当講師の先生と一緒に困ってたなぁ。

ーあの頃はみんな大変でしたね。
色々と制限されてた中でも好きな授業とかありましたか?

授業はどれも楽しかったですね。
理論系も大好きでしたが、困ったことを直接聞けるマンツーマンレッスンのテクニックの授業も好きでした。

あとは2年生の時に、アンサンブルというバンドを組む授業のギターサポートをすることがありましたが、担当する先生が1コマごとに違ったので、「教える先生が違うと、こんなにも曲への取り組み方が違うんだ!」と勉強になりました。

 

色んなことに挑戦してみたい

ー今はどんなことをしていますか?
現在はYMSの教務部で、先生方のアシストや、スタジオのレンタル業務などを担当しています。

ーいわゆるTA(ティーチングアシスタント)さんですね。
学生と関わる機会が多いと思いますが、今の学生の印象を教えてください。

自分が学生だった頃と比べると、最近は楽器を主に学ぶ子が減ってきたので、少し寂しい気持ちもあります。
ただ、作曲を学ぶ子も増えてきたので、集中講義のコライトという授業で、その日お互い初めて話すような子たちが一つの作品を一緒に作ろうとしているところを見ると、学生っていいなぁと感じますね。
コロナの状況も落ち着き始め、リアルのイベントも増えてきたので、学生のうちにたくさん参加して経験を積んで欲しいなと思います。

ー超素敵な先輩じゃないですか。
YMS以外ではどんな活動をしていますか?

教務部以外では、学生の頃から続けている バンドのギターとして活動しています。
元々ギターしか担当していなかったのですが、専門学校を卒業してからは、バンド内で作編曲を担当することも増えてきました。
うちのバンドは曲を作る人が僕1人ではないので、各々作曲者同士が自分の持つこだわりを話し合いながら曲作りをしています。
いろいろ大変なこともありますが、自分の作ったものがどんどん形になっていくのはとても楽しいです。

ー今後の目標を教えてください!
将来的にはバンドで成功したいと考えていますが、最近は作編曲にも興味が出てきているので、そちらの方面でも仕事がもらえたら嬉しいなと思っています。
もちろんギターもやっていきたいと思っていますので、ネットをうまく活用しながら納品などもやっていけたらと思います。

 

音楽が大好きな人たちへメッセージ


ー最後に、この記事を読んでくれている方にメッセージをください!
今はうまくネットを使えば、音楽や楽器を学ぶことは全て独学で出来る時代になってきたと思います。
ただ、そんな中でも学校にしかできないことはたくさんあって、先生方とのつながりや、人との関わりは今後の音楽人生を大きく左右するくらい大事なものです。
横のつながりを大事に、楽しく学校で学んでもらえればなと思います。
頑張ってください!

< この記事をシェア >

この記事を書いた人

YMS広報部YMS広報部

おすすめ記事

ナビゲーション